内臓メモリーやSDカードなどの固体メモリーに録音するレコーダー、近年は低価格のものも多く発売され、誰でも気軽に(運が良ければものすごくいい音で)録音できる環境が整いました。
しかしながら、内蔵マイクで録音する限り、必ずしも自由な場所にセッティングできない、録音中の操作ができないといった限界もあります。
録音機器のメーカーも様々な工夫を凝らして、内臓マイクでの録音が失敗しにくくなるような機能を盛り込んだ製品を開発していますが、根本的な解決は外部マイク入力しかありません。
(レコーダーに外部マイク端子がある前提ですが)外部マイクを使えば事実上セッティングの縛りはなくなります。事情が許す限り、一番いい音が録れそうなところにマイクをもっていくことができます。これは最善の録音をするための絶対条件と言えます。また録音現場から音響的に隔絶した別室で録音できれば、マイクが拾っている音のみを聞けることになり、録音の失敗を根本的に減らすことが出来ると思います。
また、外部マイクであれば、色々な特性を持ったマイクを使い分けることができますし、工夫次第で録音の可能性は無限に広がります。
他のコンテンツでも詳しく触れておりますが、微細な音を拾える高性能なマイクは将来にわたり、録音物の価値を高めます。
本コンテンツが、ささやかながら、外部マイク録音の参考になれば幸です。
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