CD原盤を作ろう!

パソコンを使わない、もっとも手軽な方法としてはCDライター内臓のレコーダーを使うという方法がありますが、現実的にパソコンを用い、録音したオーディオデータをiTunesあるいはWindows Media Playerに登録し、プレイリストリストから『ディスクを作成』〜するのが一般的とかと思います。
ちなみに市販のCDと同じように扱える音楽CD=原盤を作成したい場合は、オーディオCDとして、ライトワンス型のディスクにディスクアットワンス(DAO)方式で焼くことが条件になります。要はディスクタイプを(CD-ROM=データではなく)オーディオCDに設定。そしてDAO=ディスクアットワンスすなわち、書き換えできない(普通の)CD−Rに、書き込み容量に関係なく1回限りの書き込み方式で書き込むということです。
なお、オーディオCDは74分までのオーディオを格納できるフォーマットとして規格が策定されています。よって作成したオーディオディスクをプレスの原盤にする場合は、基本的には収録74分以下にするのが安全です。
オーディオの余分な箇所をカットしたり、音質・音圧を整えたりする必要がある時はオーディオ編集ソフトを使います。フリーソフト、アプリも多数ありますが、GarageBand(Apple製品標準装備)でも可能です。
良好なネット環境と高スペックのマシンがあれば、ブラウザ上から無料のオンラインオーディオ編集サービスを使って様々なオーディオ編集が可能です。この場合ソフトウエアのインストールも不要です。

また、レコーダー等にオーディオ編集ソフトがバンドル、あるいはダウンロードライセンス等が付属してくるものがあります。(多くは機能限定版だと思います)例えば(2016年1月調べ)
YAMAHA=WaveLab
BOSS=SONAR
Sony=Sound Forge
KORG=AudioGate
ZOOM=Cubase(音楽制作), WaveLab
上記のソフトは機能限定版であったとしても、いづれも非常に高度な編集機能が備わっています。

オーディオの頭と尻の無音部分を切り詰めてフェードイン・アウトをかけるだけなら無料のソフトやオンラインオーディオ編集サービスでおそらく足りるかと考えます。

音と映像、印刷物の小ロットデマンド製作。カスタムCD−R,DVD-R製作も!