ケースに入れたら、最後に透明のフィルム(袋)を被せると、美観も向上し、傷の予防にもなります。
市販品のようなクルッと剥がす「キャラメル包装」や、ピタリとはりついて剥がし口のない「シュリンクフィルム」は、専用の機械や道具が必要なので、ここでは手間だけで解決出来るOPPフィルム袋をご紹介します。
要は、封筒の形で、蓋になるフラップ(ベロともミミとも呼ばれます)と粘着が付いていて、貼り付けて封をするものです。
なお、OPPとは、2軸延伸ポリプロピレンフィルムの略称で、要はポリプロピレンを延ばして薄くした、クリヤーでパリッとしたフィルムです。
袋には同じCD用(DVD用)でも、長手の辺にフラップのあるものと短手の辺にフラップのある2種類の形態があります。
基本的にどちらでも良いのですが、背表紙部分の印刷がある、あるいはキャップが貼付されているケースの場合には。フラップ部分が背表紙に当たるタイプを使うと、背表紙部分がツルっとして美観が良いと思います。
CD・ジュエルケース用
DVD・トールケース用
についてはホームセンター等でも見かけることがあります。
写真のスリムケースは背表紙がない(キャップも付いていない)ので、袋の向きは考慮しなくても良いかと思います。
この袋はCDケース『縦入れ用』とされているものです。この袋は背表紙(の片方)は継ぎ目が来ないように出来ます。
各種サイズに対応するOPP袋がありますが、販売されている最小単位は100枚のようです。