キャップは、帯とかタスキなどとも呼ばれ、一般的なジュエルケース、マルチケース、マキシケース(ポリスチレン製)にセットされ、店頭で背表紙の部分を見やすくしたり、販促のキャッチコピーを印刷・付加して目立たせることを主旨として、使用されています。
ライブラリーでは、このキャップを装着した状態で、上からフィルムカバーを被せられ、収蔵=書架(CD棚)に並べられることが多いようです。
背表紙の部分の寸法はケースの寸法に合わせ必然的に固定されますが、表・裏にかかる部分はデザイン上の兼ね合いから、実際にはかなり自由なサイズで作られているようです。
一般的な自作の様態として選択肢に入る10mmジュエルケース(1枚入りあるいは2枚入り)、7mmマキシケース。販売されることはあまりありませんが5mmスリムケースの3種については、製作実績がありますので、A4用紙での印刷テンプレートを紹介いたします。
イラストレーター10で保存してあります。
10mmジュエルケース用(1〜2枚入り共通)
背表紙10mm, フラップ30mm/両側, 縦120mmです。
7mmマキシケース用
5mmスリムケース用
スリム5mmCap [更新済み].ai
●作成手順
印刷できたらミシン目を先に入れてから、断裁します。
1.ミシン目を、A4長手方向に貫通する形で4本、入れる。
2.A4長手方向に切り分ける。
3.更に切り分けて完成。
参考)日本レコード協会規格「RIS203.コンパクトディスク用附属品」より